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【書評】鋼の自己肯定感

naoki0517

こんにちは。なおきです。

今回は『鋼の自己肯定感』について書評します。

皆さん、自己肯定感は高いですか?それとも低いですか?

僕は基本的に自己肯定感は高い方だと思うのですが、

たまに自己肯定感が低くなることもあります。

しかし著書によると自己肯定感は上がったらずっと上がったままを維持することができ、一生下がらない書いています

それが鋼の自己肯定感です。

本のタイトル

鋼の自己肯定感

著者:宮崎 直子

どんな人におすすめ

学生、社会人、主婦など幅広い方にお勧めです。なぜなら自己肯定感が高いと生きやすいからです。

特におすすめなのが下記の人たちです。

・自己肯定感が低い人

・自己肯定感が上がったり下がったりしてしまう人

・自分のことが嫌いな人

・もっと自分を好きになりたい人

本の要約・ポイント

自己肯定感を高く保つ秘訣

著書では、自己肯定感は高く保つことができると書いてあります。

そして自己肯定感を高く保つ秘訣は「決意」すること。

そもそも自己肯定感って何?

自己肯定感という言葉が良く出てきますが、そもそも自己肯定感とは何でしょうか?

自己肯定感という言葉は比較的新しい言葉なので定義が曖昧です。

著書では下記のように定義しています。

自己肯定感とは

「何もできない」赤ちゃんに対して親や祖父母が無条件で抱く愛情、その愛情を自分に対して抱くのが、本書で定義する自己肯定感である。

そして自己肯定感が高い人、つまりありのままの自分を受け入れ、愛する人

どんどん新しいことに挑戦するし、躓いても全く気にせず前へ進んでいきます。

自己有力感・自己効力感について

「自己肯定感」と似た言葉に、「自己有力感」と「自己効力感」という言葉があります。

「自己肯定感」という言葉を使う際、この3つがごちゃ混ぜになってる人が散見されます。

この3つの言葉は似ていますが、否なるものです。

「自己有力感」、「自己効力感」の定義をそれぞれ確認していきます。

自己有力感とは

「自分は誰かの役に立っている」という気持ち

自己効力感とは

「自分は何かができる」という気持ち

著書では上記のように定義されています。

そして「自己肯定感」というのは、誰かの役に立っていなくても、自分が仮に病気で何もできなくても、それでも自分を受け入れ、愛することなのです。

自己肯定感が高い人の特徴

それでは自己肯定感が高い人は、どういう特徴を持っているのだろうか。

著書では下記のように記載しています。

自己肯定感が高い人の特徴

・心が常に穏やかで愛に溢れている

・人をランク付けしない

・自分が優れていることをひけらかしたり、証明したりする必要を全く感じない

・自分の価値は自分の存在そのものと考える

・自分にも他人にも関心がある

・自分の意見に同意しない人がいても全く構わない

上記のような特徴を見ると、とても人生が生きやすそうですよね。

そして「自己肯定感」というのは自分の土台に当たります。

自己肯定感という土台をしっかり築かずに、善行、利他、成功を追及する人生は、

ふとしたことがきっかけで、もろく崩れてしまう危険性をはらんでいます。

自己肯定感が下がる要因

「自己肯定感が高い方が生きやすそう。」

私たちは頭では自己肯定感の重要性を理解しても、実際に生きていると

どうしても上がったり下がったりしてしまいます。

場合によってはずっと低い人もいるでしょう。

自己肯定感が下がる要因な何なのでしょうか?

それは下記4つだと書かれています。

自己肯定感が下がる4つの要因

・他人からの評価

・他人との比較における自己評価

・失敗と成功

・不測の事態

この4つの要因に振り回されることなく、自分を受け入れ、愛することを学べば

鋼の自己肯定感を手に入れることができるでしょう。

自己肯定感の効力

自己肯定感の効力はたくさんあるでしょう。

ありのままの自分を受け入れ、愛するということは、自分のことが好きでいられますし、生きやすいと思います。

そして私が著書を読んでて、特に自己肯定感を高めるメリットに感じたのは

判断力についてです。

そのことについて著書では下記のように書かれています。

鋼の自己肯定感を持った状態で下す判断は、自分の心の声、自分にとっての心地よさ、自分への愛がベースになった判断なので、自分にとって最良のものとなる。次々と自分にとってベストな判断を下すことができれば、あなたの人生はおのずと拓け、可能性は無限に広がっていく。

自己肯定感を高める方法

著書には自己肯定感を高める方法がいくつか紹介されていました。

自分の考えや思想をアウトプットする

批判を恐れるあまり、自分のことを隠そうとすると自己否定に繋がります。

自分の考えや思いをなるべくアウトプットするとよいでしょう。

ただアウトプットには勇気がいりますよね。

批判されない環境も大事かとな思います。

著者はシリコンバレーに長く住んでいるのですが、シリコンバレーでは、

アウトプットしやすい環境が整えられているみたいです。

その結果様々なイノベーションが起こっているようです。

適度な運動

適度な運動をすることで、幸せホルモンと呼ばれているセロトニンやエンドルフィンが多く分泌されます。

その結果、思考がポジティブになります。

アファメーション

人は自分にどんな言葉を語りかけるかで人生の結果が大きく異なります。

今まで自分に語り続けていたネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換するだけで

1年後のあなたの人生は大きく好転しているでしょう。

それほど、自分にかける言葉、セルフトークの威力は大きいのです

加点方式で生きる

ついついあれができてない、これができてないと減点方式で生きていませんか?

自分のできている点に目を向けましょう。

本を読んでの気づきや影響を受けたこと

本を読んで気づいたことや影響を受けたことをいくつか紹介したいと思います。

アウトプットの重要性

鋼の自己肯定感を手に入れるためには、自分の思想をアウトプットすることは重要なことだと気づきました。

自分を隠し続けると自己否定に繋がってしまうからです。

私は結婚しており妻がいるのですが、幸い妻とは何でも話せる関係なので

自分の気持ちや思いを日々吐き出せてることが、自分の自己肯定感の高さに繋がっているのだなと思いました。

自己肯定感の定義について

私は今まで、「自己肯定感」という言葉を「自己有力感」、「自己効力感」をごちゃ混ぜにして使用していました。

これは分けることが重要ですね。

「自己肯定感」という土台をしっかり築いていきたいです。

自己肯定感を下げる4つの要因について

誰もが4つのどれかは気にして生きているのではないでしょうか。

人の評価、人の目というのは気になるものです。

だからこそ、自分に対してネガティブな評価を下す人とは距離を置くのがベスト。

自分の安らぎを作るためにも環境は大事かなと思います。

それに加えてどんな自分でも愛するという覚悟もあると尚良し。

無条件で自分を愛するというのは言うほど容易いものではないが、

愛する覚悟を持つことは大事だと思いました。

行動することの重要性

いくら立派な思想を持っていても、行動しないことには人生何も変わりません。

思い立ったこと、やりたいことはやっていって、どんどん自分の人生を好転させていきたいと思いました。

本を読んで実践したいこと

本を読んで実践したいことを紹介したいと思います。

決意すること

著書を読んでいると何度も出てくるフレーズ。

鋼の自己肯定感を手に入れるには、鋼の自己肯定感を手に入れると決意することが重要であると。

私も今日から決意したいと思います。

何があっても自分を受け入れ、愛すると固く誓います。

自己肯定感を下げる人とは距離を置く

人間は環境に大きく左右される生き物です。

自分が自己肯定感を上げると決意しても、周りが自己肯定感を下げる人ばかりだと

なかなか自己肯定感があがりません。

環境は大事です。

良い影響を与えてくれる人とだけ付き合っていきたいです。

会社とか難しい環境でもなるべく距離を置くように努めます。

アファメーション

人間は自分の言葉でできているといっても過言ではありません。

自分自身に何という言葉をかけているか。

私もアファメーションをし、自分自身に日々良い言葉を投げかけていきたいです。

まとめ

自己肯定感は生きていくうえでとても大事なものです。

ただ自己肯定感は誰でも、いつからでも上げることができ、保つことができます。

『鋼の自己肯定感』を読んで、一緒に素晴らしい人生を歩みましょう

ABOUT ME
なおき
なおき
30代後半のサラリーマンです。 読書や勉強など知的好奇心が強く、常に何かを学んでいたいと思っています。このブログでは僕が学んだことをシェアしていきたいと思っています。
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